布袋寅泰のソロだけでなく、BOOWYやCOMPLEX(吉川晃司とのユニット)の曲も収録したベスト盤。全15曲、2005年12月発売。
結論から言えば、アルバム・ジャケットを見て血が騒ぐひとは、買うしかないです。
オリジナルと比較して明らかに、音が良くなってます。そりゃ、そうか。
ただし、アレンジが違うので「オリジナルのほうが格好良かった」と思うところもありますが、今更それは言っても仕方無いということで…
やっぱりオリジナルを初めて聴いたときの衝動と比べると、「なるほど、こう来るか」という確認というか納得というか、そんな感想が先に来てしまいます。
そこらへんは布袋さんも悩まれたことでしょう。オリジナルを完コピしても格好良くないし、全然違うことをしたら聴くひとの期待に応えられない、と。
結果、いちばんバランスのいいところで落ち着いてると思います。
オリジナルの再現を期待せず、リミックスもしくはライブ盤と理解して楽しめば、これほど最高なアルバムは無いと思います。
やっぱり注目はBOOWYとCOMPLEXの曲ですよね。
BAD FEELING
アルバムの1曲目に持ってくるとは、潔い!ハイ・ハットの裏打ちが強調されてるのとギター・ソロ以外は、ふつうにオリジナルを再現してます。もとからダンスな曲なのでハットが裏打ちでも違和感はありません。
やっぱ布袋さんのカッティングは堪りません。オリジナルよりも少しダイレクト音が強い、芯の太い音になってます。ギターソロ以外はオリジナルと殆ど同じことをやってます。
「氷室が歌えばなぁ」という思いは、置いておきます。
BE MY BABY
続いてアルバムの2曲目は、COMPLEXの曲です。そしてまた、ふつうに再現してます。何故か「吉川が歌えばなぁ」とは思いませんでした。布袋のボーカル、素直に格好いいです。
BEAT SWEET
これはアルバムの5曲目に配されています。これも曲構成はオリジナルと同じです。
ただし!ギターのバッキング、特にオブリガードの部分が全部、ブラスに置き換わっています!オリジナルと印象が全然変わってきますが、かなり格好良いです。面白い!
あと、オリジナルではスネアがゲート・リバーブ丸出しの音でしたが、軽い、爽やかな音に変わっています。
後半にかけて、ギターがデジ・ロックとでも言うのですか、最近の布袋さんな感じになっていきます。
ブラスを入れたことによってか、布袋のボーカルが凄く映えます。これやったら氷室さんのボーカルじゃなくても良いかな、と思います。
BOOWYの再現は別段、布袋さん一人でも出来るのだと思います。けれど、BOOWYはBOOWYだし、COMPLEXはCOMPLEXである、という呪縛からは逃れられません。なので私は、聴き手として冷静な判断が出来ません。
再結成を見てみたい気もするし、見るのが怖い気もします。本人らもそうなんかなぁ。
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