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チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)Bookチーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)

著者:海堂 尊
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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))Bookチーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))

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第4回『このミステリーがすごい!』の大賞受賞作。
”チーム・バチスタ”とは、バチスタ手術の権威・桐生医師を中心とした心臓外科手術チーム。バチスタ手術は、肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。

成功率平均6割の難手術を”チーム・バチスタ”は27例連続で成功させていたが、3例立て続けに失敗してしまう。その原因を探るべく病院長・高城は、窓際講師の田口医師に調査を命じる。たまたま連続した不運か、医療事故か、それとも悪意によって引き起こされた事態か…。

疲弊した大学病院の医局制度から物語は始まり、よくある話かと思わせつつ、医療制度の様々な問題点を交えながら、ストーリーはどんどんとテンポアップしていきます。

主人公の人間臭さに秘めた温かさもいいし、他の登場人物も健気に生きる爽やかさあって、読んでいて心地よかったです。

細部に拘れば詰め切れていない感じもしますが、もしも高村薫さんあたりが取材に基づいて書いたとしたら、少し難解なものになっていたかも知れません。逆に現役の医師だからこそ、要点を絞って描けたと思います。

シリーズの続編『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』も読んでみようと思います。

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