容疑者Xの献身
![]() | 容疑者Xの献身 (文春文庫)
著者:東野 圭吾 |
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
最後に明らかになるトリックがとにかく良いです。ちゃんと伏線というか、読み手にも情報が与えられていて、読後に「あ~なるほど!気付かなかった!」と唸ること間違いなしです。
直木賞を受賞していなければ、目くじらを立てるほどでもありませんが、登場人物の起こす行動が少し安っぽいのと、説明不足な箇所が多いことが気になりました。
この小説に罪はありませんが、直木賞は「気軽に読むにはいいけど、読む必要はないで賞」に成り下がったのでしょうか。
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